四十にして惑わず
な訳あるかよ。論語だか孔子だが、、、この言葉一つとってもあてにならないとわかっちゃうわよね〜
こちとらアラフィフでも毎日毎日惑いまくりですよ。
日々惑惑ワクワクしっぱなしっだっつ〜の
基本的には当ブログ、去年4月から開始された量産型おじさんのダイエットブログなのですがまあ雑感ブログということで
先日の課題図書(アラフィフにそんなもんね〜わ)改め普通に読んだ本です
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【ある閉ざされた雪の山荘で⛄️】東野圭吾
当代きってのミステリー作家のこの作品。何やら映画化などもされており面白いと聞いていました。
奥様が東野圭吾好きで大抵のものが自宅にあるので拝借。
古典的な叙述トリックなのですが、叙述トリックってさ「登場人物vs読者」って感じじゃなくて「著者vs読者」って感じちゃうのよね〜。
自身で読んでもっとも「ほ〜っ!」ってなったのは乙一のGOTHだったかもな〜
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いくつかの短編の最後に騙されてとても気持ちよかったのが今でも記憶に残ってます。もう20年以上前だとは思うけど。。。。
この乙一作品をふと思い出しました。
「ある閉ざされた〜」も読了した際に「ほ〜!!!」とまではいきませんが「ほぅ!」となりましたよ。
さすがといった感じです。
内容は役者希望の男女7人。オーディションで有名(だが変わり者)の脚本家の手紙の指示にて春の乗鞍高原ペンションにみんな集められます。
時折メモ書きで指示が与えられるのですが、、、、
1人、また1人と仲間が消えていきそこにもメモが。メモには設定が書き込まれているので当初メンバーは犯人役を探すオーディションの続きと受け止めるのですが。。。。。。実際に仲間がいなくなり「本物の血」がこびりついた凶器が見つかりこれは「演技のオーディションでなく、オーディションにかこつけた本物の殺人事件」なのではという疑惑が生まれていきます。
怨恨関係のある人間関係がどこにあるのか?たった1人他の劇団から紛れ込んだ人物目線で物語は進んでいきますが、、、、、
「久我の独白」の描写と、「謎の客観的視線」描写(ナレーター)の謎が解けるラストシーンでスッキリ。
東野圭吾作品の複雑な「人間関係より生まれた事件」の話が好きです。叙述トリックにしなくてもこの物語で十分面白い作品が作れたのでは?とちょっと思っちゃいましたがやっぱり流石です!面白かった!!
むしろ映画を見てみたくなりました。映画で叙述トリックいける!?!?
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アマプラ見ながらダイエットしてます。
奥様のエアロバイク毎晩1時間乗ってます!天候関係なく継続できるのでおすすめ!!
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