四十にして惑わず
絶対嘘。最近じゃ子供の夏休みの宿題まで手伝わされて、出来の悪い息子の宿題見るのにイライラしっぱなし。
小学生の算数の問題、、、、簡単なんですけどどうやって簡単に教えるのかが難しかったり〜
あ〜もうしんどい
仕事に家庭に人生に!ついでに宿題も!惑惑ワクワクしっぱなし。
心理的ストレス耐性が少なめのS50世代なんとか心が壊れないように!運動習慣を欲しいところです。
去年の4月から始めたダイエットがこれにぴったりです。
毎晩奥様のダイエット用の自転車漕いでます。おかげさまで8キロあっという間に痩せたのですがあとは微増微減を繰り返し。
でも漕ぐしかないのでアマプラ映画見ながら漕いでます🚲
備忘録も兼ねて
【1987、ある戦いの真実🇰🇷】
1987年と言ったらS50世代はもう12歳。中学生になろうという年齢で隣国韓国でこんな民主化運動が起きていただなんて!なんとなくちょっと前の日本を見ているように韓国に対して思っていましたが日本の安保闘争が1960年頃からと考えると大体日本から30年くらい遅れてるというイメージなのでしょうか?
まあ考え方はいろいろあるでしょうが日本の学生運動は多くは左派の勘違い熱病ですが韓国は独裁政権からの独立のため。
その意義は大きく異なるのかもしれません。
以前学生運動を振り返る企画の番組で「元〇〇派(現市役所勤務)」メンバーへのインタビューとか見ると思いっきり体制側やん!て突っ込みそうになってしまいますが学生時代に「矛盾を感じて熱い思いで日々を送る」本当に若者が熱病にかかったような時代が日本にもあったんだなと
S50世代は小さい頃から恵まれた世代です。団塊ジュニア世代、ボリューム層ではありますが故に消費社会のターゲットにされ選びきれぬほどの物に囲まれ始めた最初の世代なんですかね。最近のZ世代なんて言われてる若者は情報過多と思われる中で上手に自分に必要なものを選んでるなと感心されることが多いです。
団塊の世代は引退し団塊ジュニアも社会じゃもう老害になりつつあって、、、、人生あっという間だな〜
それなのに!!毎日毎日惑惑ワクワクしっぱなしだっつーの!
しょうもない愚痴はさておき映画は
1953年の南北分断、1961年の朴正煕による軍事クーデターからの独裁政権が長く続く中で民主化運動へ加担するものを「アカ」と呼び、とっ捕まえては拷問し収監してきた警察組織。ある日、南栄洞(治安本部分室)にてソウル大生ジョンチョルが激しい拷問の末に死亡してしまいます。映画はここから始まります。
独裁軍事政権への国民の不満が韓国中で充満している中で警察も必死です。エリート大学生を拷問死させたとあっては民主化運動に火がつきかねないと体制側は揉み消し、隠蔽に躍起になるも「真実は隠せない」
独裁政権と民主化運動側、どちらにも言い分があるんです。それが本当によく分かる。
独裁政権側は南北分断以降の「南側」を必死の思いで「北側」から守ってきたという自負もあってアカ狩りには過激になってしまいやすい。国民から忌み嫌われているが自分達が国を守っているという強い信念がある。
当然民主化運動側には軍事クーデターで誕生した政権が勝手にルールを作り大統領を民主的に選択することができずに独裁国家となっていることに不満がある。血の流れない革命(民主化運動)がないことも重々承知の上で戦っているのである。
大学生を殺してしまった警察官も内部組織の結束にて身代わりで収監されることにも耐えられる。。。はずだったかが少しずつ信念が揺らいでいく。
表側の自分の仕事の裏側にある個人の人間の「暮らし」「家族」がいるのである。心配のあまり組織の結束を守りきれなくなる。
細やかになんとか体制を維持するために収監されてしまった警官の元にあの手この手で脅したり大金を用意したい「転ばない」ように配慮しますが、、、
その現場にはいつも看守の姿が。
看守やその姪っ子、教会などの「大きな勇気」と「小さな力」が少しずつ積み重なることで韓国の民主化が成立していく物語を見ることができます。
当初、民主化運動に傾倒していく叔父の伝言係をしていた姪っ子の「結局何も変わらない」との思いが危険な目に遭うことを了承しながら民主化運動が大きなうねりになるきっかけとなった「超危険な伝書鳩」の仕事をやり遂げる。
ラストシーンも圧巻ですが、エンディングロールのバックに実際の当時の映像が流れてきます。隣国(どちらかといえば私は嫌いな隣人)の昔話なのですが魂が震える映画かと思います。
夜家族が寝てからひっそりと見ることをお勧めします!!
毎晩奥様のダイエット用エアロバイク漕いでます!
昨晩の🚲58分420キロカロリー
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