思い出の本達〜あの頃読んだ！〜

【白鳥とコウモリ】30年前の1つの殺人事件の現場で起きた小さな嘘。長い時を経て関係者達も各々の人生を歩んでいくのですがふとしたことで現場に居合わせた登場人物が邂逅し事件は再び動き出していきます。一瞬で変化する加害者家族と被害者家族の立場。こんな設定なかなか思いつかないよね〜圧巻の東のワールド！

実話をもとに書かれたお話。昨今の熊が出たぞ〜なんて話題がぬるく感じられてしまうほどの話です。人間がいかに小さくて弱い生き物かということを「実感」できます。人間を噛み砕く音まで耳に届いてきそうなリアリティー。「羆嵐」を読んで震えて眠れ！！！

鳴くまで待とうホトトギス。強国に囲まれた小国の生まれからいかにして天下統一を成し遂げたのか。本当の事実のように読めます（司馬史観すごい！）人心掌握、報償制度、経営者にとっては学ぶことが多い、、多すぎる（当たり前なのですが、、、なんてたって300年続いた大会社の初代社長！）ぜひご一読を。

普通ミステリー作家ってだんだんと才能の枯渇？デビュー作が一番面白かったってなるよね！？東野圭吾当代随一のミステリー作家まじすごい。。。ミステリーって泣ける？？泣けますw

今から100年前に世界一気難しい彼女エベレストを最初に微笑ませたのは一体誰なのか！？最有力候補のジョージマロリーの物語です。誰もが知っている「そこに山があるから」あの名言はいつどんな場面でうまれたのか。夢も希望も持たずに流されるように生きている令和のおじさんも心を打たれる名著です。