映画【K-19】🇺🇸🚀🇷🇺

四十にして惑わず

無茶苦茶言ってんじゃね〜よ。これ絶対嘘だから!

48歳になりましたが全くもって惑まくってます。惑惑ワクワクしっぱなしですよ。もう開き直ってますよね、惑うからこそ40歳50歳その次はきっと「諦め」だわ。惑ってるだけまだまだマシよね(笑)

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今回の映画はこれ!「K-19」
1961年米ソ冷戦時代のソ連海軍の原潜のお話。
お互いの兵器開発がどんどん進み原潜配備することで核の抑止力を海面下へ(破壊的な攻撃を相手に与えても「違う場所」から報復可能)。
ソ連の原潜の処女航海で起きたトラブルの話。

潜水艦映画って面白いものが多いですよね。場面が限られているから閉塞感や圧迫感、緊迫感をみてる側にも感じさせやすいですし(きっと制作費も抑えやすい?)。潜水艦映画にハズレなし、これ本当よね。私は裁判🔨ものも同様の理由で結構好きです。

リーアムニーソンを艦長とする潜水艦クルーたちがヘマをして原潜初任務に海軍エリート一家のハリソンフォードが艦長していきなり就任するところから物語は始まります。
前の艦長を慕うクルーが軍のエリート艦長にちゃんと従うのか?艦内の不協和音がこの初任務にいきなり暗雲を

ハリソンフォード艦長の任務中とは思えないギリギリの訓練をクルーに課しながらも少しずつクルーとの距離は縮まっていきます。
1つの任務をなんとか達成した後に「アメリカ東海岸近くをウロウロする」🗽という任務が

目的地に向かう前に原潜の心臓の原子炉に冷却トラブルが発生します。
さあ大変!!!核分裂反応を起こし得られた熱に水をぶっかけて水蒸気を発生させそのエネルギーでタービンを回して動力を得る原潜。
うまいこと冷やせないと動力を得られないどころか高温になりすぎていろんなところが溶けて放射能がダダ漏れになっちゃいます。

そうこれ!まさに日本人が世界が忘れられない3.11の状況なんですよね。あの時の「福島50」に相当するメンバーが1961年のソ連原潜の中にもいるんです。

このクルー達が原子炉を冷やす冷却パイプ(穴あいて水が注入できてない)を放射線☢️まみれの現場に「うっすうす」のレインコートのみ着用して水を流すパイプを他所から回して溶接する作業をしなくてはなりません。映画内で何度も☢️←このマーク出てきます。。。
2人1組中にいていい時間は10分のみ。3組でやり遂げてこいと
リーアムニーソン元艦長立候補するがハリソンフォード現艦長に却下!下士官たちが自らこの作業にあたっていきます。
艦内に適切な放射線防護服がない、攻撃を受けてもいないのに原潜心臓部にトラブル。もっとも信用おけそうな技術者はハリソンフォードが出港前に艦内チェックの際に飲酒で爆睡してるところを見つかりクビに(代わりの技術者が学校でたての新人)もう出港前からトラブルは艦内に満載されていたんですよね〜。ソ連のギリギリの兵器開発もよくわかります。(🇺🇸アメリカ映画🎞️だしね)

3組6人で成し遂げた一時的な成功。原子炉の温度はみるみる下がりアメリカ海軍🇺🇸からの救助の提案に動揺する艦内も再びハリソンフォードの指示に従います。艦を捨ててアメリカに尋問を受けようが捕らえられようが逃げたしたいクルーと祖国のために艦を死守したい艦長との間の軋轢がやがてクルーによる艦長逮捕の自体にまで陥りますが。。。。。各区画から艦長の指示に従います!との連絡が入るシーンはなかなかの胸熱シーンですね。

再び原子炉の冷却水注入パイプへの溶接が必要になった時に前回の3組6人メンバー選出から逃げ出した隊員が自ら「うっすうすレインコート防護服」を着用し任務に当たったシーンを後でメンバーが振り返り「国や党のためにやったんじゃない仲間のためにやったんや!!」潜水艦乗りの熱い友情に感動できます。

28年後に生き残っていたメンバーの真冬の墓参りにも胸を打たれます。ソ連崩壊までの間はクルーはこのことを一歳口外禁止されていたようでソ連崩壊後初めて西側諸国にもこの潜水艦事故の話が伝わり映画化されたようです。ソ連原潜の話ですがもちろんクルーは全員英語を喋ります(笑)

人類は安価なエネルギーとして原子力を使用していますがまだまだ「安全にコントロール」しながら使用することは出来てないですよね。。。。。半世紀以上の時間があっても同じ失敗をして克服できていません。自然エネルギー☀️に期待!!!

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